28時間目:設定判別その2

諸君!おはよう。
最近難しい講義が続いておるが、しっかりついて来れておるかな?
本日出席しておる諸君は問題ないと思うが、わからんからと言って講義を欠席してはいかんぞ。
出席しておれば、自ずとわかってくることもある。

え〜、前置きが長くなったがそろそろ講義に入る。

本日の講義は、小役カウンタの搭載されていない機種の設定判別についてじゃ。
特に小役カウンタの搭載されていない機種に限定されるものではないため、小役カウンタの搭載された機種でも今から説明する方法は使えるぞ。

そもそも各設定毎に機械割に差がある以上は、ボーナス確率や小役確率等に設定差があるのが普通じゃ。

そこで、本日はこの設定差のある項目から設定判別する方法を解説する。

この方法はいたってシンプルじゃ。
ただ、設定差のあるボーナスや小役の成立した数を数えていくだけじゃ。当然取りこぼしも数えていかんとならん。

そして、消化プレイ数を設定差のある役の成立数で割れば何プレイに一度その役が成立したかがわかる。
あとは、上の式で計算された数値と設定1〜6までの設定差のある役の成立確率の分母を比較して最も近い数字が今打っている台の設定だと推測するわけじゃ。

ただし、この方法を使って設定判別するのに少ないプレイ数で結論を出してはならん。
短期的に少ないプレイ数でボーナスや小役が偏って成立する可能性があるからじゃ。
諸君は既に理解しておると思うが、1/100の確率で成立する小役は100プレイに1回出現するという意味ではないぞ。
毎プレイ1/100で抽選しているため、続けて1/100の抽選に当選することもある。
このように確率の偏りによって誤った結論を出さないようにするためには、ある程度のプレイ数を消化する必要がある。

う〜ん、そうじゃな。
大体2000プレイは様子を見んと判別は難しいのう。

しかし、2000プレイでも完全に設定判別することは難しい。
2000プレイ消化した段階で「おそらく設定はいくつだろう」といった程度の精度でしかない。
それゆえ、設定差のある役のカウントは閉店まで行うのが望ましい。
そこまでカウントしても100%で結論を出すことは不可能じゃ。

そのため、このような方法での設定判別は、むしろ設定推測と言った方が正しい表現と言える。

最後に確率の偏りについてちょっと説明しておく。
よく少ないプレイ数では確率に偏りが出るため、多くの試行プレイ数で設定の推測を行わなければならんということが言われる。

この表現は1/100の小役が1000プレイ消化した時に20回成立していれば実際の確率が1/50となり、以降のプレイでは1/100で小役が成立しにくくなって最終的に小役の成立確率が1/100で落ち着くと勘違いされやすい。

しかし、そういうことではないぞ。
試行プレイ数が多くなればなるほど小役の成立回数とプレイ数との差が広がる。
そうするとプレイ数が増加すればするほど、分数の分母のプレイ数に与える分子の小役成立回数の変動の影響が小さくなるわけじゃ。

わかりやすく言うぞ。
100プレイ消化した時に2回小役が成立すれば1/50、4回なら1/25となる。
1000プレイ消化した時に20回小役が成立すれば1/50、22回なら1/45となる。

どちらも成立回数が2回増えておるが、確率に与える影響が100プレイの場合は2倍なのに対し、1000プレイの場合は1.1倍じゃ。

これが確率の偏りというもんじゃ。
これで理解できたじゃろう。
理解できんかった者はもう一度最初から読み返すように。

以上で本日の講義は終了じゃ。

諸君!
さらばじゃ〜。

2005/1/2

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