33時間目:メダル単価

諸君!おはよう。
毎日スロットを打っておると何気に気になることがあったりするもんじゃ。
「隣の客は平日からスロット打っていったい何の仕事をしておるのか?」
「あのかわいい店員はいくつなのか?」

そんな疑問の中に「パチンコ屋はいったいスロットだけでどれだけ儲けているのか?」というものもあるじゃろう。
きっと諸君も一度は考えたことがあるはずじゃ。

そこで、本日はスロットの店側の売上がどうやって計算されておるのかをちょっとだけ解説するぞ。

えっへん。
店側が売上の計算に用いる指標にメダル単価と呼ばれるものがある。
このメダル単価は、売上をIN枚数で割ることによって計算される。

ジャグラー、ニューパルサーといったところはメダル単価は2円程度、吉宗や北斗の拳といったところは3円を超えておる。

このメダル単価は、各機種の理論値と思ってもらいたい。
そうせねば、今から説明する内容の中で式が循環してしまう。

店側の1日のスロット1台あたりの売上は以下の式で計算される。

IN枚数×メダル単価=1台あたりの売上

IN枚数が1万枚でメダル単価2円なら売上は2万円、メダル単価3円なら売上は3万円となるわけじゃ。
そうすると店側としては、メダル単価の高い機種をたくさん設置した方が儲かるわけじゃよ。

ジャグラーやニューパルサーが北斗の増台で消えていく理由がわかったじゃろう。
稼動が同じならメダル単価の高い機種を設置した方が店としてはいいわけじゃな。

このメダル単価を客側からみると、メダル単価の低い機種は少ない投資で遊ぶことができ、メダル単価の高い機種はより多くの投資が必要になるといえる。
そうすると最近の機種のように初当たりに時間がかかる機種は、メダル単価が高く客にとっては多くの投資を強いられる機種なわけじゃよ。

小遣い程度で打てるスロットは、客にとっては好ましいが店にとっては儲けが少ない。
それゆえ、店が儲けようと思うとメダル単価の高い機種を多く設置するようになる。
したがって、わしの懐は寒くなり、教授になるための実弾も使えず、いつまでも助教授のままといった悪循環が生まれる・・・。
わかっちゃいるけどやめられん。
それが人情じゃ。

最後の方は、わしの愚痴になってしまったが、本日の講義はここまでじゃ。
諸君!また会おう。

誰かわしに愛の手を差し伸べてくれ〜。

2005/1/8

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