34時間目:スロットと他のギャンブルどちらが割りがいい?

諸君!おはよう。
本日は、スロットと他のギャンブルとどちらが儲かるのかについて解説していく。
諸君も一度は、「スロットと競馬はどっちが勝てるか?」とか「宝くじとスロットどっちが稼げるか?」ということを考えたことがあるじゃろう。

理論的には、宝くじやギャンブルは損するようになっておる。
なぜなら、客が得するようになっておれば、ホールや競馬場は赤字となって最終的に倒産してしまうからじゃ。

では、客が損するとしても一番損しにくいのはどれじゃろうか?

結論から言うと理論上スロットが一番損しにくいんじゃよ。

競馬の払い戻しは、単勝と複勝が売上の80%、その他は75%となっておる。
宝くじは売上の約45%が当選金として分配される。
スロットの場合は、設定1の機械割が約95%程度じゃ。

このように単純に比較すれば、宝くじは相当損するように出来ておるのう。
競馬も最大80%しか客に還元されんからいまいちじゃな。
スロットは等価交換なら設定1で元金の95%も返ってくる。

これはどう考えてもスロットの方が得だと思うじゃろう。

しかしじゃ。
競馬も宝くじも客が投資額を決めることができる。
競馬なら100円から買えるし、宝くじもロトなら200円から買える。
ところが、スロットはいわば消耗戦じゃ。
ボーナスを引くまではひたすら投資し続ける必要があるため、いつまで投資すればいいかわからんし、投資を回収する前に閉店となってしまうこともある。

そう、スロットは先がわからんというリスクがあるんじゃよ。
競馬なら「この馬券が当たればいくら払い戻されるか」あるいは「損しても馬券の購入代金だけ」ということが事前にわかるが、スロットはボーナスを引いてもBIGかREGか事前にはわからんし、どれだけ連荘するかも予測できん。

また、機械割95%と言っても必ず投資額の95%が返ってくるわけではない。
諸君は毎回20,000円投資して19,000円回収できておるかな?
おそらく、20,000円投資して回収0円ということはよく経験しておるじゃろう。

機械割95%というのは、総IN枚数に対する総OUT枚数が95%ということじゃ。
機械割95%の場合、1日に総IN枚数が20,000枚なら総OUT枚数は19,000枚じゃ。
よって差額1,000枚損していることになる。
金額にして20,000円じゃ。

ここまで説明して来たら諸君もわかってきたじゃろう。
スロットの場合は、20,000円投資して19,000円回収し、さらに19,000円投資し18,050円回収し、またまた18,050円投資し、17,148円回収し、そしてまたまた投資と回収を繰り返しながら最終的に所持金が0円となって、木枯らしに吹かれながらホールを後にするわけじゃな。

これがスロットの怖いところじゃ。
確かに投資額の95%は回収しておるが、再投資を繰り返しているうちに財布の中身が全てなくなってしまう。

理論上は、スロットが一番損しにくいとは言っても、今までの説明を見れば大損する可能性は最もスロットが高いとも言える。

スロットを打つときはあまり熱くなってはいかん。
冷静さを失うと回収率95%の縮小再投資の連鎖に引き釣り込まれてしまうぞ。

長くなったが本日の講義はここまでじゃ。

諸君!
次回の講義でまた会おう。

2005/1/10

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