7時間目:機械割

諸君!本日もよく講義に出席してくれた。

今回の講義は、前回の講義で説明した「設定」とも密接に関係がある「機械割」についてじゃ。
この機械割は「PAY OUT」と言ったりもする。

機械割は、払出枚数の純増加率あるいは純減少率のことで、以下の式で計算される。

機械割=総OUT枚数/総IN枚数×100%

OUT枚数は払出枚数のことでIN枚数は投入枚数のことじゃ。
総OUT枚数=総IN枚数の場合の機械割は100%じゃな。
つまり、収支トントンのラインを意味しているわけじゃよ。

この機械割は設定と比例しており、設定が低くなると機械割も低くなり、設定が高くなると機械割も高くなる。

設定については前回の講義でも説明したが、各設定ごとにボーナス確率や小役確率に違いがあるわけじゃな。
その違いが各設定ごとの機械割の違いとなるのじゃよ。
つまり、設定1と設定6ではボーナス確率が設定6の方が高いため、総OUT枚数も設定1より設定6の方が多くなるが、総IN枚数は設定に関係なく客の遊戯プレイ数によって決まるため、機械割は設定6の方が設定1よりも高くなるのじゃ。

ただし、機械割は機種によってばらばらなので、設定との関係で注意せねばならんことがある。

それは、同一機種の場合設定が上がれば機械割も上がるが、機種が違えば設定の低い台が設定の高い台よりも機械割が高くなることもあり得るということじゃ。

例えば、機種Aの設定6の機械割は108%なのに対して、機種Bの設定4の機械割は110%となっていることが実際にはあるわけじゃ。
これを見れば機種Aの設定6よりも機種Bの設定4の方が機械割が良いので、当然機種Bの設定4を打つべきなのじゃよ。

また、低設定の機械割りにも気を配っておいた方がよいぞ。
なぜなら、ホールで実際に遊戯する台のほとんどが設定1や2じゃ。
機械割が100%を越えるのは、ほとんどの機種が設定3からじゃが、機種によっては設定1で100%を超えているものもある。花火百景がその例じゃ。
スロットで負けをできるだけ少なくしたいと思うなら、低設定の機械割も意識しておく必要がある。

以上で本日の講義は終了じゃ。
なお、各機種の機械割は雑誌などで事前に調べておくとよい。

では諸君!また会おう。

2004/12/10

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